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	<title>Bayesian Inference &#8211; uxmeetsdata.com</title>
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	<description>UXとデータによる価値創発メディア</description>
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		<title>いまさら聞けないベイズ推定</title>
		<link>https://uxmeetsdata.com/bayesian-inference/</link>
				<pubDate>Sun, 10 Feb 2019 14:37:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Atsushi Sugawa]]></dc:creator>
		<category><![CDATA[Data]]></category>
		<category><![CDATA[AI]]></category>
		<category><![CDATA[AI]]></category>
		<category><![CDATA[Bayesian Inference]]></category>
		<category><![CDATA[Machine Learning]]></category>

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				<description><![CDATA[ベイズってたまに聞くけど。 ベイズ推定という言葉は聞きなれないかもしれません。その意味では「いまさら聞けない」...<p class="more-link"><a href="https://uxmeetsdata.com/bayesian-inference/" class="themebutton3">Read More</a></p>]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<h2><strong>ベイズってたまに聞くけど。</strong></h2>



<p><strong>ベイズ推定</strong>という言葉は聞きなれないかもしれません。その意味では「いまさら聞けない」というタイトルはやや不適切ですが、技術や手法としては<strong>機械学習（Machine Learning）</strong><sup id="footnote_plugin_tooltip_1" class="footnote_plugin_tooltip_text" onclick="footnote_moveToAnchor('footnote_plugin_reference_1');">1)</sup><span class="footnote_tooltip" id="footnote_plugin_tooltip_text_1"><a href="https://uxmeetsdata.com/machine-learning/">いまさら聞けない機械学習</a></span><script type="text/javascript">	jQuery("#footnote_plugin_tooltip_1").tooltip({		tip: "#footnote_plugin_tooltip_text_1",		tipClass: "footnote_tooltip",		effect: "fade",		fadeOutSpeed: 100,		predelay: 400,		position: "top right",		relative: true,		offset: [10, 10]	});</script>と同じように広く一般的に使われているものです。もっともベイズ推定は機械学習の手法として利用されるため並列ではありません。</p>



<div class="wp-block-image"><figure class="aligncenter is-resized"><img src="https://uxmeetsdata.com/wp-content/uploads/2019/04/xmd_bayes.png" alt="" class="wp-image-6805" width="480" height="240" srcset="https://uxmeetsdata.com/wp-content/uploads/2019/04/xmd_bayes.png 640w, https://uxmeetsdata.com/wp-content/uploads/2019/04/xmd_bayes-300x150.png 300w" sizes="(max-width: 480px) 100vw, 480px" /></figure></div>



<p>また、ベイズ推定は<strong>ベイズの定理</strong>を基にした推論技術ですが、<strong>ベイズ統計</strong>、<strong>ベイジアンフィルタ</strong>、<strong>ベイジアンネットワーク</strong>など、ベイズの定理を基にした技術や手法はたくさんあるので、なんらか耳にしたことはあるかと思います。これらをひっくるめて簡単に頭の整理をします。</p>



<p>ベイズの定理は、条件付き確率に関して成り立つ定理で、18世紀にイギリスの数学者トーマス・ベイズによって示されたものです。<strong>条件付き確率（Conditional Probability）</strong>とは、<strong>ある事象Xが起こるという条件のもとでの事象Yの確率P(Y|X)</strong>のことで、事象Xと事象Yの両方が起こる確率P(X∩Y)と合わせて、事象Xの確率P(X)が正の場合に以下の数式で表現されます。</p>







<p>$$P(Y\mid X) = \frac{P(X\cap Y)}{P(X)}\\$$</p>



<p>ベイズの定理は、<strong>ある事象Yが起こった場合の事象Xの確率P(X|Y)</strong>を、条件の確率P(X)、結果の確率P(Y)、条件付き確率P(Y|X)から求めることができるというものです。この確率P(X|Y)を<strong>逆の条件付き確率</strong>といい、確率P(Y)が正の場合に以下の数式で表現できます。なお、条件付き確率の数式を変形したもので、意味はまったく同じです。</p>



<p>$$P(X\mid Y) = \frac{P(Y\mid X)P(X)}{P(Y)}\\$$</p>



<p>つまり、<strong>条件の確率P(X)</strong>、<strong>結果の確率P(Y)</strong>、<strong>条件付き確率P(Y|X)</strong>がわかれば、<strong>逆の条件付き確率P(X|Y)</strong>を推論できるということです。これで何がうれしいかというと、このような問題を解くことが可能となります。</p>



<div class="wp-block-image"><figure class="aligncenter is-resized"><img src="https://uxmeetsdata.com/wp-content/uploads/2019/03/xmd_bayes-e1554069298975.gif" alt="" class="wp-image-3466" width="320" height="161"/><figcaption>トーマス・ベイズ<br>出典：Wikipedia</figcaption></figure></div>



<h2><strong>結果から原因の確率を推論する。</strong></h2>



<ul><li>今日のゲストが男性か女性かを当てる。</li><li>これまでのデータからゲストが男性である確率は60%である。</li><li>今日のゲストは身長が165cm以上である。</li><li>男性が165cm以上である割合は70%、女性が165cm以上である割合は20%である。</li></ul>



<p>身長が165cm以上という情報と、男性のほうが女性よりも165cm以上である割合が高いという情報から、ゲストが男性である確率はこれまでのデータの60%よりも高いと推測されますが、それをベイズの定理で計算してみましょう。</p>



<p>この場合、まず男性に着目すると、条件の確率P(X)は<strong>男性である確率の60%</strong>、結果の確率P(Y)は<strong>身長165cm以上である確率の100%</strong>、条件付き確率P(Y|X)は<strong>男性の場合に165cm以上である確率の70%</strong>となります。すると以下のように、逆の条件付き確率P(X|Y)として<strong>男性である確率は42%</strong>と計算されます。</p>



<p>$$男性：P(X\mid Y) = \frac{0.7\times 0.6}{1} = 0.42\\女性：P(X\mid Y) = \frac{0.2\times 0.4}{1} = 0.08\\$$</p>



<p>同様に女性に着目すると、<strong>女性である確率は8%</strong>と計算されるため、男性である確率：女性である確率＝0.42：0.08となり、<strong>男性である確率は84%である</strong>と推論されます。</p>



<p>このように、ベイズの定理を用いて逆の条件付き確率を求めることで、<strong>結果の事象Yが発生した場合に、原因の事象Xが発生している確率を推論する手法</strong>を<strong>ベイズ推定（Bayesian Inference）</strong>といいます。</p>



<p>なお、これまでに事象Xが発生した確率P(X)を<strong>事前確率</strong>、新たに事象Yが発生した場合の事象Xの確率である逆の条件付き確率P(X|Y)を<strong>事後確率</strong>、条件付き確率P(Y|X)を<strong>尤度（ゆうど）</strong>ともいいます。また、事後確率を新たな事前確率として扱うことを<strong>ベイズ更新（Bayesian Updating）</strong>といい、繰り返すことで推論精度が上がります。</p>



<h2><strong>未知や不確実性に強い。</strong></h2>



<p>ちなみに、さきほどから<strong>確率（Probability）</strong>という言葉を使っていますが、実は二種類の定義があります。<strong>頻度確率</strong>と<strong>ベイズ確率</strong>です。</p>



<p><strong>頻度確率（Frequency Probability）</strong>は、観測された頻度分布あるいは想定された母集団の割合から導かれる確率のことで、<strong>客観確率</strong>とも言います。また、頻度確率に基づく考え方を<strong>頻度主義（Frequentism）</strong>、頻度確率に基づく統計を<strong>頻度主義統計（Frequentist Statistics）</strong>といい、代表的な手法が<strong>最尤（さいゆう）推定</strong>です。頻度主義統計では母集団を固定するため、<strong>母数が定数でデータが変数</strong>となります。</p>



<p><strong>ベイズ確率（Bayesian Probability）</strong>は、ベイズの定理に基づき、事前確率を事後確率で更新（ベイズ更新）することで得られる確率のことで、事前確率を手元のデータから主観的に決めることから、<strong>主観確率</strong>とも言います。また、ベイズ確率に基づく考え方を<strong>ベイズ主義（Bayesianism）</strong>、ベイズ確率に基づく統計を<strong>ベイズ統計（Bayesian Statistics）</strong>といい、代表的な手法が<strong>ベイズ推定</strong>です。ベイズ統計では手元のデータを前提とするため、<strong>データが定数で母数が変数</strong>となります。</p>



<p>頻度主義統計は、充分なデータが得られる場合は客観的な確率を計算できるという特長があるものの、<strong>充分なデータが得られない場合には確率を計算できない、母数が更新された場合は最初から計算をしなおす必要があるという欠点</strong>があります。一方で、ベイズ統計は、事前確率が手元のデータに依存した主観的な確率であるという欠点があるものの、<strong>少ないデータでも確率を推論できる、母数が更新されることが前提かつそれにより推論精度が上がるという特長</strong>があるため、<strong>未知や不確実性に強く実用的</strong>であるといえます。</p>



<p>ベイズ推定の実用例でわかりやすいのは<strong>ベイジアンフィルタ（Bayesian Filter）</strong>です。対象データを分類するフィルタで、学習量が増えるとフィルタの分類精度が上がるという特長があり、スパムメールを判定するフィルタや、検索エンジンのランキングなどで活用されています。また、<strong>ベイジアンネットワーク（Bayesian Network）</strong>は、複雑な因果関係をグラフ構造で表現し、変数間の関係を条件つき確率で表す確率推論モデルで、これもさまざまな領域で応用されています。</p>



<p>ただ、ベイズ推定がいま最も注目されている領域は機械学習でしょう。「<a href="https://uxmeetsdata.com/ux-modeling/">UXモデリングって？</a>」でも触れたように、ビッグデータによる機械学習には、<strong>大量の学習データが必要である</strong>、<strong>導出された予測モデルのメカニズムがブラックボックス化して説明しづらくなる</strong>という欠点があります。その克服には<strong>正則化</strong>が必要ですが、ベイズ推定による<strong>ベイズ最適化（Bayesian Optimization）</strong>が有効な手法となるため、<strong>多層ニューラルネットワーク</strong>の重みの調整にベイズ最適化を利用する研究がなされています。また、ベイズ最適化と相性のいい<strong>カーネル法</strong>を活用した<strong>サポートベクターマシン（Support Vector Machine：SVM）</strong>が見直されています。</p>



<p>また<strong>スパースモデリング（Sparse Modeling）</strong><sup id="footnote_plugin_tooltip_2" class="footnote_plugin_tooltip_text" onclick="footnote_moveToAnchor('footnote_plugin_reference_2');">2)</sup><span class="footnote_tooltip" id="footnote_plugin_tooltip_text_2"><a href="https://uxmeetsdata.com/sparse-modeling/">スパースモデリングって？</a></span><script type="text/javascript">	jQuery("#footnote_plugin_tooltip_2").tooltip({		tip: "#footnote_plugin_tooltip_text_2",		tipClass: "footnote_tooltip",		effect: "fade",		fadeOutSpeed: 100,		predelay: 400,		position: "top right",		relative: true,		offset: [10, 10]	});</script>も、スパース条件を事前確率ととらえれば、ベイズ推定の一つであることがわかります。</p>



<p>最後に、ベイス推定を学ぶ参考書として、大関真之氏の著書「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4274221393" target="_blank" rel="noreferrer noopener" aria-label=" (新しいタブで開く)">ベイズ推定入門 モデル選択からベイズ的最適化まで</a>」をおすすめしておきます。ベイス推定の概念や理論が、数式なしでわかりやすく解説されています。</p>
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